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Windows10環境での USB-CVRS9の認識について

Windows10環境での USB-CVRS9の認識について 他のユーザさんから情報を頂きましたので紹介しておきます。 サンワサプライのUSB-シリアルアダプタ、USB-CVRS9が Windows10環境で認識されない件の解決方法です。 USB-CVRS9 USB-CVRS9をWindows10環境で使用した…

X1turbo DMA バイト転送/バースト転送の負荷計測

X1turbo用 DMA負荷計測について X1turboには Z80 DMAが搭載されています。 Z80 DMAのバイトモードと比較のためバーストモードについて探求しました。 実機側の処理負荷は走査線位置を表示して計測します。 この画像では、赤い線がDMA処理負荷、青い線がCPU処…

X1用ゲームライブラリ SGL

X1 SGLとは? X1 SGLとは X1/turbo用のゲームにおける性能を引き出す事を探求したライブラリです。 きっかけ X1はハードウェアスプライトの機構を持っておらず、描画時にチラついたり、描画負荷の重さからプレーン数を減らして色数が少なくなる事も多いです…

X1turbo Remote Monitor v1.2.2リリース

X1turbo Remote Monitor v1.2.2をリリースしました。 詳しくはX1turbo Remote Monitorのページを見てください。 今回は以下の修正を行いました。 d88ファイル読込み時の例外発生 FD書込み時などで、d88ファイルを読込む際に例外が発生していたのを修正しまし…

X1turbo Remote Monitor v1.2.1リリース

X1turbo Remote Monitor v1.2.1をリリースしました。 詳しくはX1turbo Remote Monitorのページを見てください。 今回は以下の修正を行いました。 FD書込み/FD読み込み FD書込み部分は対応が簡単なものになっていたので、エラーチェックや、タイミングなどを…

X1turbo Remote Monitor v1.2.0リリース

X1turbo Remote Monitor v1.2.0をリリースしました。 詳しくはX1turbo Remote Monitorのページを見てください。 今回は以下の修正を行いました。 FD書込み 2HD書込み時に77トラックまでの制限を掛けていたのですが 78トラック以上指定しているD88ファイルを…

X1turbo Remote Monitor v1.1.8リリース

X1turbo Remote Monitor v1.1.8をリリースしました。 詳しくはX1turbo Remote Monitorのページを見てください。 今回は以下の3つの機能を追加しました。 転送ボーレート変更タイミングを各コマンドの開始時/終了時に変更するようにしました。 FD書込み 書込…

X1turbo CRTCでの縦スクロールテスト

X1turbo CRTC制御による縦スクロールテスト X1turboで縦方向のスムーズなスクロールは可能だろうか? 実現のきっかけは、スーパーターボさんがアップされていた以下の動画でした。 www.youtube.com この中でX1turbo版ではカットされていた縦方向の画面スクロ…

X1turboのVBlankタイミングについて

X1turboの垂直同期信号について ずっと気になっていたVBlank周りの時間を計測してみます。 VBlankイメージ X1turboは IOポート 1a01h PB7に垂直帰線期間信号(VBlank)が出ています。 これはVBlankに入ると Lowになり、VBlank外では Highになります。 これをポ…

X1turbo Remote Monitor v1.1.6リリース

X1turbo Remote Monitor v1.1.6をリリースしました。 詳しくはX1turbo Remote Monitorのページを見てください。 以前より要望のあった、2HD版の起動ディスク作成機能を追加しました。 セットアップタブから、X1 Monitor起動ディスク作成を選択すると、 2D/2H…

Newグラディウス デモ (Balls / まとめ)

X1 SGLについて 今回、New グラディウスデモを制作する上で、X1用のゲームライブラリとしてX1SGLという環境を用意しました。 ソフトウェアスプライトやコンバータなど一通り揃えるのが目標です。 今回、X1SGLを使って描画性能用プログラムのまとめとして、X1…

Newグラディウス デモ (PSGサウンド)

PSGサウンドと処理量について 今回はPSG音源について書いてみます。 PSGは古くから使われていますが、周期や処理量に興味があってそれについて書いてみます。 サウンドドライバの割込み周期 これはゲームごとに違うと思いますが、VBLANK割込みの関係からか 6…

Newグラディウス デモ (BG描画/制作/フレームレート)

BGスクロール X1turboでスムーズなBGスクロールが出来ないかを考えていたのが、グラディウス制作のきっかけでした。 GRAM描画やCRTC調整で実現出来ないかと検証を繰り返した結果、PCGで少しづつずらしたキャラクタを定義してスクリーンに描画する方法が処理…

Newグラディウス デモ 描画 (パレット,座標系)

プレーン描画 色数は減ってしまいますが、高速化には1プレーン,2プレーンの描画が効果的です。 使用しているパレットの組み合わせは以下になっています。 パレットセット 2プレーン描画では、以下の組み合わせ色が使用できます。 青系統の敵(白/水色/青)の組…

Newグラディウス デモ 描画 (GRAM)

描画について 画面づくりの目標 今回の目標は「チラツキを出来るだけ見せずになめらかに動かす」です。 そのために、320x200のダブルバッファを使用しました。 このダブルバッファが使用できるのもX1の強みですね。 処理さえ間に合えば、スプライトと違って…

X1turbo Newグラディウス デモ

X1turboの性能探求のため、グラディウスのデモを作ってみました。 今の時代になってなんでそんなものを作ろうと思ったのか? 理由は、X1は当時のファミコンと比べて、どのくらいリアルタイムゲームに向いていた?いなかった?が知りたいから。 ハードウェア…

「マンハッタン・レクイエム」のフォントについて

最近フォントづいているので、またフォントの話を書いてみる。 マンハッタン・レクイエム 大好きなゲームの一つに、「マンハッタン・レクイエム」があります。 当時、完成度の高さに夢中になってプレイしました。 印象的なBGM、魅力的なストーリー、8色で描…

漢字ROMのナゾにせまる

漢字ROMのナゾ 今回、X1turbo Remote Monitorで漢字ROMの読出しを対応しました。 漢字ROMについては、以前からナゾだったことがあります。 X1truboの漢字ROMは、1文字に付き32byte使用しています。 第1,2水準の漢字ROMアドレス領域を計算するとそれぞれ4096…

X1turbo Remote Monitor v1.1.5リリース

X1turbo Remote Monitor v1.1.5リリース X1turbo Remote Monitor v1.1.5 をリリースしました。 詳しくはX1turbo Remote Monitorのページを見てください。 ずっと欲しかった、ROM読出しの機能を追加しました。 フォント (8x8, 8x16), 漢字フォント(16x16), BI…

X1 for ZAURUS

X1 for ZAURUS 2003年。スマートフォンが登場する以前にシャープから発売されたLinuxZaurusシリーズ。 その時に制作していたX1エミュレータ ''X1 for ZAURUS''。 ホームページ移動の問題から閉鎖する事になったけど、当時のページを少々掲載。 X1 for ZAURUS…

X1turbo Remote Monitor v1.1.3リリース

X1turbo Remote Monitor v1.1.3リリース X1turbo Remote Monitor v1.1.3 をリリースしました。 詳しくはX1turbo Remote Monitorのページを見てください。 従来バージョンと比較して、ディスク読み取り時にデータ圧縮を行って高速化しました。 BASICのディス…

ケースファン交換

ケースファン交換 X1turboZIIIのファンの音がうるさくなってきたので思い切って交換することにした。 使われていたファンは、SERVO Co.,Ltd. のDC軸流ファン PUDC12D4。 12V 80mmx25mm 風量 26CFM 騒音 23db。 現在でもまだシリーズは続いているらしい。 交…

X1版 ドラゴンクエスト1

X1版 ドラゴンクエスト1 1986年のあの日。 FC版ドラゴンクエスト1をプレイして、ああ、これが自分のマシンで動作したらどんな感じなんだろうか? と思う人も多かったのではないでしょうか。 その熱気に当てられて作ったのが、X1版のドラゴンクエスト1。 …

映像表示について

X1の映像表示について ご存じの通りX1/turboはデジタル/アナログRGB出力があり、アナログRGBの場合でも15KHz/24KHzの2種類がある。 純正ディスプレイ(CZ-600D)等であれば表示も可能だが、経年劣化もあり液晶ディスプレイの置き換えが必要になる。 2018年に…

X1turbo Remote Monitor

X1turbo Remote Monitorとは X1turbo Remote Monitor は、X1turboとWindowsPCをシリアルケーブルで接続して制御を行うツールです。 X1turboでは RS232Cを使って通常9600Bpsで通信を行いますが、任意のボーレート設定が可能な USBシリアル変換ケーブルを使用…

X1で高速通信

X1turboで高速通信にトライ X1turboはスタンドアロンなパソコンなので、どうにかしてネットワーク接続ができないか考えていました。 Etherボードを作って試したりしたけど機器が特殊だったので、パッケージを小さくできるRS232Cでのシリアル接続を試してみま…

ブログ開設

X1turbo Agency ブログ開設です。 このブログは、1980年代にシャープ株式会社より発売された、 8bitコンピュータ X1turboの探求サイト、X1turboエージェンシィです。 wikiでページを開いていましたが、アクセスが不安定で引越し先を探していました。 ブログ…

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