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X1turbo Remote Monitor v1.1.3リリース

X1turbo Remote Monitor v1.1.3リリース

X1turbo Remote Monitor v1.1.3 をリリースしました。
詳しくはX1turbo Remote Monitorのページを見てください。

従来バージョンと比較して、ディスク読み取り時にデータ圧縮を行って高速化しました。
BASICのディスクなどはクラスタ単位で使われているため、スキマが多く高速化が期待できます。
単純なランレングス圧縮なので圧縮率はほどほどです。

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高速化について考察

実装するかは未定ですが、更なる高速化を考えてみます。

アイディア1 データ通信とディスク読出しの非同期化

現在は、WindowsPCから読み出しコマンドを送って、ディスク内容を返してくるまで
待っている状態です。なので、データを送っている最中に次のトラックを読みにいけば、
高速化できるはずです。計算してみると30%位は早くなりそうです。

アイディア2 データバッファを大き目に確保して一括読出し,転送

非同期化を行う前提として、読出した結果をストックする領域を増やせば
高速化できると思います。EMM,GRAM,バンクRAM…などを駆使すれば実現は可能ですが、
EMM,バンクRAMは持っている人に依存するので、GRAMを使った
高速化というのが実現度が高そうです。
96KB分のディスクを先行して読み込み、非同期でデータを転送していく感じです。
ディスクを読み込む方が早く、割とすぐ追いつかれてしまうので、意味ある?って感じですが。